「近くの山の木で家をつくるスクール名古屋2006」のご案内
「近くの山の木で家をつくるスクール名古屋 」(略称:近山スクール名古屋)は,「近くの山の木で家をつくる運動」を推進する「NPO法人 緑の列島ネットワーク」の共催のもと、
名古屋工業大学「木の文化研究フォーラム」が主催する「木と木造」を学ぶための学校です。
「近くの山の木」で長持ちする木の家をつくることへの関心が、近年益々高まってきました。持続可能な「木の家」をつくることは、
日本の山々の再生につながるだけではなく、その山々を源流とする流域全体の環境を守ることにもなります。さらに、住まい手の健康に配慮した住空間の形成、
伝統技術を次代に継承する上でも不可欠であるといえます。その大切さを理解し、実践する人材を育てる事を目的とした「近くの山の木で家をつくるスクール名古屋 」
(略称:近山スクール名古屋)も今年で4年目を迎えることとなりました。
昨年に引き続き、各方面でご活躍の森と木の文化についてのスペシャリストの方々に、講義とフィールドワークをお願いしております。
今年は、昨年の基本的な方針を継承しながら、「山の現状と今後のあり方」、「木を活かした住まいづくり手法」、「木造住宅の防火性能の検討」、
「木造建築の構造的理解」などをテーマとした専門家向けの講座とさせていただきました。
設計士、工務店、大工や左官などの職人の皆様など建築に携わる多くの方々に受講していただきたいと考えております。
また、一部のフィールドワークを森林や健康な住まいのあり方などに興味のある市民の皆様に受講していただけたらと考え、一般公開講座としました
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開催日 |
講師 |
テーマ |
会場 |
対 象 |
第1回 |
12月2日 (土) |
蔵治光一郎 (東京大学) |
緑のダム
森林の現状を観る、そしてこれからの森林のあり方を考えよう |
東京大学演習林 (瀬戸市) |
一般公開 |
第2回 |
6月17日 (土) |
寺川千佳子
(恒河舎) |
伝統構造により再現された庫裡の見学
築99年の三河の伝統構法民家の見学 |
唯法寺(西尾市) 本郷邸(西尾市) |
専門家向け |
第3回 |
7月15日 (土) |
長谷見雄二 (早稲田大学) 安井昇 (早稲田大学・桜設計集団) |
木造は本当に火事に弱いか?(防災と木造建築)
準防火地域に新築可能な木造の防災仕様(京都町屋の実際に学ぶ) |
名古屋工業大学 (名古屋市昭和区) |
専門家向け |
第4回 |
9月9日
(土) |
山辺豊彦 (山辺構造設計事務所) |
地震と地盤をどう考えるか |
名古屋工業大学 (名古屋市昭和区) |
専門家向け |
第5回 |
9月30日 (土) |
岩波 正 (三和総合設計) 神谷忠弘 (岡崎シロアリ技研) |
地域材とこれからの住宅設計
環境との共生をシロアリから学ぶ |
名古屋工業大学 (名古屋市昭和区) |
一般公開 |
第6回 |
10月21日 (土) |
山辺豊彦 (山辺構造設計事務所) |
木造軸組の構造的検討 |
名古屋工業大学 (名古屋市昭和区) |
専門家向け |
第7回 |
11月11日 (土) |
山辺豊彦 (山辺構造設計事務所) |
「近くの山の木」を活かしたこれからの構造デザイン |
名古屋工業大学 (名古屋市昭和区) |
専門家向け |
・講義時間:13:30〜16:30
・現地集合、現地解散とします。第1回の集合場所等については別途ご連絡いたします。
・定員50名(申込先着順)
受講料:
専門家向けコース(第1回〜第7回)
・受講するためには,登録料(7000円)と各講座の受講料(各2000円)が必要となります。
・各講座の受講料は,出席した講座に対してのみ毎回受付にて徴収いたします。
・初回は登録料と初回受講料を合わせた9000円をご用意ください。
※欠席された場合は,資料のみ,後日,事務局から送付させていただきます。
一般公開講座(第1回・第5回)
・ 受講料3000円を,当日受付にてお支払い下さい。
・ 登録料は不要です。
募集期間:4月13日〜5月12日
申込方法:所定の用紙に必要事項を記入の上、下記連絡先にファックスにてお申し込みください。
連絡先 :近山スクール名古屋事務局 藤岡
〒466-8555名古屋市昭和区御器所町 名古屋工業大学 藤岡研究室
E-mail:c-yama@archi.ace.nitech.ac.jp FAX:052-735-5182
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